青森りんご「はるか」に袋をかける季節がやってまいりました。

りんご品種「はるか」の特徴

「はるか」は農林水産省の品種登録データベースには

果実の外観は円錐、王冠は中、がくの開閉は開、がくあの深さ、広さ、こうあの深さ、広さ及び果実の大きさは中、果皮の地色及び果皮を被う色は黄、被う色の強さは濃、量は少、さびの位置はがくあ及びこうあ、量はかなり少、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは有、果皮のろう質は少、粗滑の程度は中である。果梗の長さ及び太さは中、肉こうの有無は有である。
果心の形は広楕円、大きさはやや小、果肉の色は黄、果肉の褐色化は中、硬さは硬、きめは中、蜜の多少は多、甘味は高、酸味は弱、渋味は無、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは中である。発芽期及び開花期は中、成熟期は晩で育成地においては11月上旬である。結果の早晩は早、後期落果は無~僅か、普通貯蔵性及び冷蔵貯蔵性は長い、心かびの発生は無~僅かである。

とあります。
ひらたく説明すると

実の大きさは300g位でやや大きめ。果肉は黄色で硬く締まり、甘味が強く、シャキシャキとした歯ごたえの香りの良いリンゴです。ちなみに収穫時期は11月。

青森三戸町産はるか

昨年のはるか

りんごに袋をかける

はるかは袋をかけることにより、害虫を防ぎ果皮の質感がよくなり、さらに、いい感じの蜜が入ります。

袋をかけたリンゴのことを無袋りんご(むたいりんご)と言います。
青森県でりんごに袋をかけ始めたのは、明治38年。もともとは害虫よけが目的だったようです。

「おいしいし、皮ツルツル!」

ということで、現在も取り入れられています。(各農家ごとに袋をかける、かけないの違いはあります。)

丸末農業のはるかに袋を

梅雨が明けるかどうかのこの時期に袋をかけていきます。

はるかに袋をかける画像

一つ一つ丁寧に袋をかけていきます

袋かけ終了

パートさんにも手伝ってもらいはるかの袋かけ終了^ ^

今年も11月に収穫。
美味しく実れ「はるか」さん!

11月といえば

毎年11月は丸末農業のりんご園で収穫体験祭りを開催しています。
下記リンクから昨年の様子をご覧いただけます。

毎年恒例「りんご祭り2015」開催しました。

今年を何をするかはこれから考えることになりますが是非お越しください。
ご希望の方はぜひご参加下さい( ´ ▽ ` )ノ

最後になりますが

今日のワンコ

今日のワンコ